Together to Tomorrow

あしたにむかって -aki's blog-

N食器メーカーのSさん、Hさんに誘われ、能登半島は輪島へ思いがけなく旅することになりました。お二人は大崎漆器店さまに用事で出張。私たちはそこに便乗という感じです。羽田から能登空港に降り立ち、空港まで大崎様の車で迎えにきてくれました。初めての場所「輪島」は少し紅葉は始まりかけた田舎風景。日本海の風景を楽しみ、大崎漆器店へ。
4代目になる大崎さまのご自宅と工房はとても素適な建物でした。玄関から長く続く土間廊下、敷居を超えると室内と外の明暗の差に目が慣れません。だんだん見えてきたのは美しい拭き漆の柱と漆喰の壁。
素朴にお花が活けられ、横に目をやると現役の階段箪笥、見上げると高い吹き抜け、木漏れ日が建具に落ちています。(輪島-2に続く)
大崎漆器店大崎活花

お昼ごはんは大崎様のご自宅でいただきました。
前日入りのSさんとHさんが輪島の朝市でバイ貝、甘エビ、ぶり・・・
新鮮な日本海の海の幸を買っていたのです。
本漆の大皿にダイナミックに盛り付けるのは塗師屋の女将えつこさん。
とてもあたたかく、やさしい方です。
私とHさんは甘エビを剥き盛り付け。
炭をおこして魚を焼くSさん、夫も手伝わせていただきました。
輪島の大吟醸を片手にダンディーな大崎さん。
素材も器もお顔も贅沢なお昼ご飯にすっかり感激!(輪島-3へ続く)
http://fufuetsuko.exblog.jp/ ←えつこさまのブログです。
漆の食卓魚と火鉢




 


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すっかりお昼を楽しんだあと、SさんとHさんは大崎様とお仕事のお話。名古屋ドームで行われる食器のイベントの打つ合わせ。私たちは便乗組なので横でお話を聞く・・・次から次へと披露される漆器、名品の数々。本物の漆にすっかり心うばわれ時の経つのも忘れるほど。その後、奥の工房を見学させていただきました。
職人の方々の仕事を間近で見られる幸せ。使いこなされた道具も興味く、質問には大崎さんが丁寧に説明してくださいました。塗師の仕事を拝見した後、蒔絵師の田崎様の所へ。田崎様のご自宅もこれまた素適。高木信二様の設計だそうで、拭き漆の床・柱、和紙に漆を塗った建具と贅沢な空間。廊下に落ちる午後の木漏れ日が心地よく。田崎様の作品はとても素適、ひとつひとつが「燐」としていました。もうすっかり夕暮れ、大崎さんが日本海のサンセットを見に車を走らせてくださいました。身も心もすっかり輪島にかぶれてしまいました。(輪島-4に続く)
生漆.jpg漆乾燥.jpg

 

 


 

絵の具.jpg漆の箱





 

 


漆器.jpg




 


生漆
乾燥機
筆箱(昭和30年代作品)
蒔絵絵の具
漆器(田崎さん作品)

なるせで晩酌
囲炉裏を囲んで、自在鍵には大きな大きなきのこ汁!きのこは7種類入っているそうで、なるせのご主人がきのこ狩りをしたという珍しいきこのがいっぱい。お麩がぷくぷく浮いてかわいい。ひとつひとつ違うきのこの食感を楽しみました。きのこの出汁がたっぷりのお雑炊も逸品でした。

翌日、輪島の朝市を体験。
漁師のお上さんが威勢良く鮮魚を売っている。
山の人々が野菜を担いで売るネパールの市場を思い出しました。
SさんとHさんかその午後に帰ります。
大崎さんのお家へ再びお伺いし、お仕事のお話をすませ、
お昼をお蕎麦やさんで食べました。ここでも酌。
お二人はその後、東京に、名古屋にお帰りになりました。

その後、大崎ご夫妻と一緒に「遠見和紙」さんを尋ねました。
田んぼの中の小さな工房にいる遠見さんはとても素朴な方でした。
紙を5枚購入しました。
帰りに、アケビの実が沢山実っていました。
道沿いにはひなたぼっこをしながら小豆を干すおばあちゃん。
茅葺屋根の民家、家々の軒先には柿が吊るされています。
自然に近い生活に憧れました。

あぁ、輪島はなんて素適な所だったんでしょう。
明日はバスで金沢に向かいます。
外国の旅先で出会った友人が結婚し赤ちゃんが生まれたので会いに行きます。
漆に触れたくて、きっと輪島にはまたすぐ来てしまうような気がしました。

大崎ご夫妻さま、温かく迎えていただきありがとうございました。
お二人のお陰で輪島は本当に本当に楽しかったです。
そしてSさんHさん、誘ってくださりありがとうございます。
お二人がいなければこんな素敵な経験は出来なかったですもの!
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きのこ鍋.jpg自然薯.jpg




 

 

 


日本海 きのこ鍋  自然薯

金沢にて・・・(10/30)

兼六園.jpg兼六園は素晴らしい!
ちょっと派出目ですが、手の込んだお庭です。今年は庭園ずいていて、2月には岡山の後楽園も訪れました。
日本三大庭園、残すは水戸の偕楽園。






タレル21世紀美術館
ここでジェームス・タレルと遭遇するとは!
夫婦揃って彼のファンです。




金沢由来.jpg「金沢」の地名の由来
かつては加賀100万石と言われ
金沢は豊かな地です。




気に入った方言
「なんなん」=気にしない気にしない

white&black作・絵: ガース・ウイリアムズ
訳: 松岡 享子
出版社: 福音館書店







●ストーリー
白いうさぎと黒いうさぎがとても仲良く森で遊んでいました。
楽しく遊んでいると急に、黒いうさぎがとても悲しい顔をしました。
「どうしたの?」と白いうさぎ。
「うん、ぼくちょと考えてるんだ。」
黒いうさぎが考えていたことは、白いうさぎといつまでも一緒にいられますように。
願いはかない、二匹は月夜の晩に結婚しました。
もう二度と黒いうさぎは悲しい顔はしませんでした。

●好きな人と
私の友人が5月に結婚します。
私は結婚する友人にこの絵本をプレゼントすることがあります。
優しいタッチのうさぎは表情がとても愛情深く、
かけがえの無い二匹の感情が伝わってきます。
あなたが大切・・・そんな思いがたくさん詰め込まれた絵本。
大切な人といつまでも一緒にいたい人に是非読んでほしいお話です。

momo「モモ」
時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語

作:ミヒャエル・エンデ
訳:大島 かおり
出版社:岩波書店



●ストーリー
円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていました。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていきます。モモはみんなの時間を取り返しに・・・

●大切な無駄
忙しいは心な亡くなると書きます。忙しいと優しさが亡くなります。でも忙しいことはいいことです。
時間を無駄使いしない・・・ちょっと不思議な感じがします。なぜって時間は貯蓄できないから。
無駄な時間が後々とても自分の力になってくれることがあるんです。無駄なことなんて無いんです。今あなたがここにいて元気に生きてる、過去の沢山の無駄な時間を大切にしながら。なんだか無駄を楽しみたくなってきませんか?おっと、資源の無駄使いはNGですからね。
秋の休日、美術館やアート散策などいかがでしょう?心に無駄の養分をたっぷりと!

すてきな三にんぐみ.jpg



作・絵:トミー・アンゲラー
訳:いまえ よしとも
出版社: 偕成社

●ストーリー
黒いマントに黒いぼうしの、こわーい泥棒三人組のおはなし。
3人は馬車を襲い、奪った財宝を隠れ家にため込みます。人々は3人の泥棒にいつも脅かされています。ある日、いつものように人々を襲っていると馬車の中に小さな女の子がいました。怖いもの知らずのみなし子ティファニーちゃんは泥棒の隠れ家に行きたがります。泥棒はとんだ盗物を連れ帰り、一緒に生活をします。それからというもの、3人組は可愛そうなみなし子を見つけては、隠れ家に連れ帰り面倒をみました。泥棒三人は、貯まった財宝でみなし子たちのためにお城を作りました。みなし子たちはやがて大人になり、結婚し、子供をつくります。みんなとても幸せです。

●優しい気持ち
私の一番の絵本です。なんて暖かな子持ちになるのでしょう!
この絵本を、はじめて母に読んで聞かされたのはきっと3歳ぐらいの頃でしょう。それから、何度となく母に読み聞かせをせがみ、大人になってからも何度なく本を開きました。子供にも大人にも、優しく強く心に残る内容なのです。グラフィックも最高です。きっと何かの大きな気持ちがあなたに芽生えることを願います。

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