Together to Tomorrow

あしたにむかって -aki's blog-

2007年05月

停電
ネパールは今がちょうど乾季になります。水が少なくなるので、ネパールでのすべての電力原である水力発電所の水が少なくなり、電気供給も少なくなります。明りが必要になる夕暮れから、電気が供給される地域が時間を区切って移動します。電気の無い時間は皆、キャンドルやバッテリーを使って過ごします。合理的なエコですね、電気エネルギーの引越しです。無いものは無いでみな快く過ごすのです。キャンドルが灯った夕暮れの町の通りは、素朴で温かで、人間の火への憧れを感じました。(遠くに光って見えるのは飛行場です。)

子供達
ネパールの街はいつも人や物でごった返っていますが、過ごしているうちにそんな騒々しさが心地よくさえなってきます。生活感みなぎり、彼らの行動には「生きる」という人間の力を感じます。
打ち合わせを終え、N氏の弟さんと一緒にランチ、「べーカリーカフェ」。このレストランのスタッフは全て耳に障害を持ったス方々が働いています。5年前にも一度来たことがありました。レストランのテーブルでは、お客様とスタッフがあまりにも自然に静寂を保ってやりとりをしているのに感動したのを覚えています。いつも人気のレストランで、ネパール国内に同じスタイルのレストランが13店もあるんです。とても優しい気持ちになり、素朴な味のハンバーガーも数倍美味しく感じました。
夕食はN氏の家族とキングロードにあるMOMOのお店に出かけました。MOMOとはチベット料理で餃子をシュウマイの様な形にした食べものです。ネパールでは大変メジャーです。行ったレストランはMOMOの専門店でMOMOだけで40種類もメニューがありました。レンガの3階建で、ガーデンのある素敵な建物です。チベットの骨董品や料理器具が飾られていました。みんな楽しく素敵なディナーでした。

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2日目朝からスタッフにまぎれてお仕事、女性スタッフと目が合うと恥ずかしそうに「ナマステー」と声をかけてくれます。温かいミルクティー「チャー」を差し入れてくれたりとても優しくして頂きました。実は今晩、ネパールのチキンカレー「ククラコマスゥー」(ネパールカレー)を皆さんのディナーにご披露することになっていました。仕事を終え、夕方からN夫人のキッチンへ、お料理スタート!と行きたいところでしたが、結局N夫人のアシスタントをさせていただく感じでした(笑)。
ククラコマスーとキッチン
もちろん美味しく出来ましたよ。サイドメニューはダール(豆のスープ)、ジャガイモとインゲン豆のマサラ煮、きゅうりの様な野菜と玉ねぎのマサラ煮、スライス野菜、ヨーグルトです。N氏のお姉さんが来客していて、一緒に夕食を頂きました。ワインで乾杯、スースワスティー!皆さん健康であれ…という乾杯の音頭です。

ククラコマスゥーのレシピ
材料:鶏1羽 トマト 玉ねぎ
サラダオイルを熱し、ブツ切りにした鶏肉を炒めます。塩、砂糖、ターメリックを加え焦付かないように返しながらよく炒めます。更にマサラを加えしばらく熱し、スライスしたトマト1/2個、玉ねぎ1/2個を加え熱します。野菜い火が通ったら水を1/2カップ加え、10分煮込みます。火を止め刻んだパクチーを振掛けできあがり。

ククラコマスー
ダルバーと続きを読む

飛行機からのヒマラヤ
バンコクを後にし、機内3時間でカトマンズに到着。飛行機の中からはヒマラヤ、エベレストを見ることが出来ました!いつものどかなトリブヴァン航空、天気は快晴。カトマンズは標高1200m、日差しが強いですが風は涼しいです。紙工場の社長でビジネスパートナーのN氏が車で迎えに来てくれました。変わらないネパールの風景を車窓から眺め、N氏の家に到着。ネパールではいつもN氏の家でホームステイです。荷物をおろし、しばらく再開のお喋りを楽しみました。N氏の子供たちも健やかに成長し、奥さまのSさんも変わらずです。
この晩はN氏の家でネパールの家庭料理で夕食をいただきました。マトン(羊の肉)のカレー、山盛りご飯、アチャールというお漬物、野菜のマサラ煮が今晩の献立でした。味はもちろん家庭料理はどこの国でも心が休まり、おいしい!
さぁ、ネパールの日々が始まりました。

ガラス玉
お寺に丸窓にはめる「組紙(くみがみ)」を作りました。円の中に封じ込めた草花の舞に透明感がありトンボ玉の様!すっかり気に入り太陽の光に透かしてみました。

炎.jpg
達磨釜(だるまがま)の火は絶やしてはならないそうです。時を経て瓦を燻し続ける窯に今日、初めての火が入りました。燃え盛る炎、まさに窯に命が吹きこまれた瞬間。こんな記念日に立ち会えたことを光栄に思います。窯を作った窯職人の伊藤さま(75歳)にもお会い出来ました。ちょっとだけお話させて頂き、素晴らしい言葉を頂きました。「昨日、今日のことはすぐに忘れるけれど、30年前のことは絶対に忘れないんだ。あなたの30年後は今の記憶ですよ…」
伊藤さまご挨拶.jpg達磨釜.jpg


おじいちゃん窯.jpg
お披露目会が終わり松井さん、香織さんが一緒に五十嵐さんの「おじいさん達磨釜」を見に連れて行って下さいました。五十嵐さんは現役の燻し瓦職人です。群馬県藤岡市で達磨釜を守って来られた方です。この窯が日本に3基しか無いうちのひとつの達磨釜です。迫力があり、その威厳に恐ささえ感じました。瓦工場の屋外に瓦が幾十にも重なっています。重度のある鉛銀白色の瓦が夕暮れ光を静かに反射します。窯も静かに熱を放っています。忘れられない風景でした。

たけのこ群
たけのこ号.jpg
<ゴールデンウィークに家族で茨城県鉾田市へ行きました。ご近所の農家のご夫妻も遊びにいらして楽しいひと時。先代が戦後の鉾田市開墾時代のご苦労話を聞かせてくださいました。タケノコの話になり、私がタケノコ掘りに行きたいと言ったら快く受け止めて下さって、急遽、翌朝にタケノコ掘りが決定しました。タケノコナビのおじさんは73歳。足腰強く、どんどんタケノコを掘ってしまします。瞬く間にタケノコは20本以上。リアカーにいっぱいに「たけのこ号」です。私にとってタケノコ掘りは初めての体験でした。掘るより芽を見つけるの専門でしたが…おじさん、奥様、農家の美味しいをたくさんありがとうございました。


 

5月5日
群馬県甘楽(かんら)郡の「屋根舞台」に会いに行きました。日本瓦や瓦職人を技を伝えていく活動をされている方々です。「達磨釜(だるまがま)」は燻し瓦を焼く伝統的な土の窯です。その窯は現在日本に3基しか残っておらず、群馬県の藤岡瓦に2基、愛媛県の菊間瓦に1基。機械化が進む中、知らずうちに燻し瓦の伝統が消えかけていました。そこで立ち上がった「屋根舞台」が4基目を作ることを試み、この春に完成しました。窯職人は藤岡市の75歳の伊藤さん、100基以上も窯を作ってきたベテランです。伊藤さんの職人の技と知恵、屋根舞台・地元の皆さんの力で作った「達磨釜」は5月12日、初火入れのお披露目があります。
だるま釜.jpg


だるま釜は「甘楽ふるさと館」に居ます。
瓦屋根.jpg燻し瓦の屋根と瓦壁です(うだつの家)。
瓦壁.jpg
ここは「屋根舞台」の保っちゃんの自宅「うだつの家」です。瓦ってこんな風な使われ方があるんだぁと感心するばかりです。この日は「うだつの家」のお庭でガーデンB.B.Q.!保っちゃんお手製のバーベキュー台に「達磨釜」から出来た炭がくべられます。Mさん、Sさん、群馬ユニットの皆さん、徳井さん、徳井さんのお施主さん、どんどん人が集まります。しかも皆さん必ず美味しいおかずをご持参です♪私も前日に掘った茨城の新鮮なタケノコを煮て持って行きました。みんなとても仲良し!食もビールもお酒も進みます。保ちゃんが京都のお豆腐とお揚げさん、縄文干物という美食を取寄せてくれました。

おかず.jpg
バーベキュー台.jpg
徳井さんのお施主さんご家族が、赤ちゃんの手形瓦を作りに来ました。この瓦は焼いて家族の記念のタイルとして新居の玄関に埋め込むそうです。
手形.jpg手形2.jpg
日が暮れても宴たけなわ、みんな「うだつの家」に入り宴会は続くのでした。怪しげな格好の保ちゃんは子供たちに大人気、心地の良い空間で大人も子供も居心地良い抜群の環境です。
タモッチャン.jpg夜.jpg
群馬の皆さんありがとうございました。「達磨釜」と「燻し瓦」、応援しています!

徳井正樹氏の達磨釜記録にもっと詳しい工程があります。

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