Together to Tomorrow

あしたにむかって -aki's blog-

2010年08月

beer


 週末は湘南に住む妹と『江ノ島灯籠2010』へ遊びに行きました。お目当ては「灯籠」と「バリ舞踊」です。境内までの小径には土産店や茶屋が賑わっていました。太平洋を仰ぐ絶景の茶屋で一休み。日射しが強くとも、潮風は気持ちいい・・・今夏初の海に大満足。

Bali その後、夕暮れを背景にはじまるバリ舞踊とガムランに異国情緒を愉しみました。女性のアジアンダンスは美しく憧れます。ショーが終わる頃にはもう日が暮れ、小径に灯がともり良い雰囲気です。彼女がすすめる名物・生しらす丼を食べ、たくさん喋って、片瀬江ノ島駅で見送られました。サーフィンをはじめた妹は今ではすっかり日焼娘。


海と太陽が印象的な小さな夏休みでした。

sansou 涼しい山の休暇から帰京したとたん、激しい暑さに頭も身体もついて行きません。景色も匂いも緑一色の生活から一転し、自然力が少ない朝は少し淋しくセンチに目覚めました。
 山荘では、高原の夏野菜をふんだんに使った料理が出来ますし、涼しい空気は読書を進ませます。歩きたければすぐそこが林道。夜は秋の星座がお目見えで満点の星空です。


『蓼科山』(2530m)を登頂しました。a.m.8:30 山頂、ガスが出ていたために美しい景色に恵まれませんでした。快晴なら霧ヶ峰高原や蓼科高原を真下に見下ろし、八ヶ岳の全貌や、南アルプスを眺望できる山です。これが三度目の山頂でした。
tatesina

 晩夏の『高山植物』散策は姫木平高原や女神湖で。山萩、ツリガネニンジン、レンゲツツジ、フシグロセンノウ、ハクサンフウロウ、シシウド、吾亦紅…書き出すと切りがありませんが、秋の訪れを思わせる花をたくさん見ることが出来ました。山野草の素朴さが好きです。

 一人で別荘地を散歩していた時のこと、わりに大きい『牝鹿』に遭遇しました。わたしの足音に驚いたせいで、木立の中に颯爽と消えてしまいましたが、自然動物に会えると嬉しくなります。(cf:絵本「もりのなか」「わたしとあそんで」エッツ作)

menou
 休暇中のわたしのお供は『地底旅行』(ジュール・ヴェルヌ)
地底の旅と山の空気は相性良く、少年のような冒険心にどっぷり浸りました。次々に展開する地下の世界、待ち受ける難関を乗り越え…、150年ほど前の小説です。当時の科学進歩や想像力にロマンを感じました。小説に影響され信州原村 「八ヶ岳自然文化園」でメノウ(写真)を購入してしまうほどのめり込みました。

 夏の山では小さな音楽会があっちこっちで行われていますから、ジャスコンサートに行ってきました。愉しい演奏後には、高原野菜のお土産をたっぷりもらって帰りました。

 山の涼しさと緑の匂いからはしばらくお別れです。

vernuこの夏にヴェルヌの「地底旅行」を読みました。この小説は150年前のフランスで発行された本です。当時も今も、少年たちの冒険心を豊かに育てる文学と言えるでしょう。その本が父の書斎の本棚にあったので、何気なく手にとったらその挿絵の雰囲気に引き込まれ、わたしの夏季休暇のお供となったわけです。その内容はこんなものです。

 リーデンブロック教授は鉱物学の研究者。ある本に「地球の中心は個体である」という論説があり、それを解き明かす地図の暗号がルーン文字で書かれていました。その暗号を見事に解いた甥のアクセル。二人はアイスランドの地底旅行に挑みます。アイスランド人の頼もしい案内人、ハンスを雇い、3人は8000M地下の地底の中にもぐっていきます。次々に現れる地底の世界、キラキラ光る大きな水晶の結晶、海底の海峡、独自に進化した巨大動植物、太古の生命の残骸・・・、食料と水不足の困難を見事に乗り越え、羅針盤の指す方向をあてに冒険は綴られます。さて3人は無事に地底に戻り、その探検の研究成果を世に発表できるのでしょうか・・・。

 科学がまだ発展途上時代の古き良き冒険は、忘れかけていた行動力を思い出させてくれたように感じました。ジュール・ヴェルヌの作品を読んだのは初めてでした。“男の子の読む本”とくくっていたので、不意なきっかけでこの本に出会いうれしい夏でした。「海底2万里」「80日間世界一周」など、冒険文学を多く残しました。

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