uroko
 久しぶりに母校の大学に行きました。中庭の芝生は、初秋の日射しをほのかに反射し懐かしい風景を見せてくれました。学生たちは芝生に寝転んだり、しゃべったり、思い思いの時間を過ごしていました。思い馳せながら中庭を一回り、ふと見上げたら今年はじめての鱗雲…少しずつ秋が近づいてきています

 旧暦では「処暑」の末候
禾乃登「こくものすなわちみのる」、たわわに実った黄金色の麦が穂を垂らす頃です。

鱗雲(うろこぐも)・鰯雲(いわしぐも)
晴れた高い秋空に、魚の鱗のように、または鰯の群れがなす様に雲が並ぶ巻積雲。漁の大漁を知らせる雲とも言われます。秋の季語。