N食器メーカーのSさん、Hさんに誘われ、能登半島は輪島へ思いがけなく旅することになりました。お二人は大崎漆器店さまに用事で出張。私たちはそこに便乗という感じです。羽田から能登空港に降り立ち、空港まで大崎様の車で迎えにきてくれました。初めての場所「輪島」は少し紅葉は始まりかけた田舎風景。日本海の風景を楽しみ、大崎漆器店へ。
4代目になる大崎さまのご自宅と工房はとても素適な建物でした。玄関から長く続く土間廊下、敷居を超えると室内と外の明暗の差に目が慣れません。だんだん見えてきたのは美しい拭き漆の柱と漆喰の壁。
素朴にお花が活けられ、横に目をやると現役の階段箪笥、見上げると高い吹き抜け、木漏れ日が建具に落ちています。(輪島-2に続く)
大崎漆器店大崎活花