千両2007年カウントダウン3日の昨晩は私の両親と食事に行きました。実家の庭の「千両」をお正月飾りに持ってきてくれました。今年はとても立派な木になったそうです。 子供のころは実家の庭では季節を感じて育ったものです。季節を感じて暮らすのは楽しいです。
 この時期になると、妹と母のおせち料理のお手伝いをしたことをよく思い出します。大掃除を終え、母はせっせと家の仕事をしています。お正月用のお重や食器を準備します。漆の食器をからぶきします。石油ストーブの上には黒豆の煮る鍋が乗せられ豆の匂いが家中にします。大工道具入れから一番大きく一番さびた釘を見つけるのは子供の仕事。おせち料理の栗きんとんの色づけには庭の「くちなしの実」を摘みに行きました。松前漬の昆布とスルメを刻むのはおじいちゃん。年賀状書きに大忙しの祖母と父。母の実家からは秋田の味が届きます、ハタハタ寿司、ガッコや漬物、お餅、味噌餅…。酒屋さんの配達には「お屠蘇さん」がおまけについていました。日本のお正月の迎え方すごし方。私もいつか母になり子供に伝えていきたいと思っています。

両親との忘年会は地元二子玉川の「玉響」(たまゆら)に急遽決定!父母がお魚を食べたがったのです。二子玉川でお魚が新鮮で美味しいところといえばここしかありません。店長さんに即、電話「あと30分後くらいに行きますが席はありますか?」 お心遣いうれしいことに、一番忙しい時期にもかかわらず個室を用意してくれました。このお店はオーグが内装装飾に関わらせていただいているお店です。馴染みの店長さん、板長さんには寛大なサービスを頂き、感謝感激!父母も素晴らしいおもてなしに興奮ぎみでした。「玉響」さま、今年は大変お世話になりました。