音楽会プログラム 4月1日庭のチューリップが咲き始めました。桜も八分は咲き、今朝はウグイスの鳴き声を聞きました。春です!

4月はじめの日に、ライアー奏者の三野友子さんと、私、すずきあきの絵本朗読による「小さな音楽会」を開催しました。この音楽会は今回で2回目となります。会場は玉川学園前にある小さなギャラリー「てづくり工房 柚(ゆず)」。昨春、当ギャラリーの斎藤さまに三野友子さんとの素晴らしいご縁を頂きました。そして「ライアー」という、ささやかで優雅な楽器との出逢いもです!

昨年から興味を持ちはじめたヨーロッパの古楽器、ライヤーはまさにそれに当たります。時は中世のヨーロッパ・・・楽器ひとつを手に、質素な生活に「音楽」の愉しさをもたらした、旅する音楽家「吟遊詩人」へ思いを馳せます。

友子さんの演奏には、CD「スウィートライアー」を持っていますのでいくつか知っている曲もありました。本当に素晴らしい響きです。聞き惚れました。
わたしの選んだ絵本は、春らしく、お花の香りが大好きなかわいい牛のお話「はなの好すきなうし」(スペイン)、そしてウクライナ民話の「12のつきのおくりもの」です。ライアーの音色にのせ、言葉を綴ると、読んでるわたしが'お話し'に入り込み気持ちが高揚しました。素晴らしいコラボレーションだと思います。
これから、少しずつ「ライヤーとおはなしの小さな音楽会」を色々な場所で行っていきます。どこかの音楽会でお会いできればうれしいです。よい所をご存じでしたらぜひ教えてください。

三野友子さん
てづくり工房 柚(ゆず)さん