Together to Tomorrow

あしたにむかって -aki's blog-

カテゴリ: NEPAL/ネパール

ネパールカトマンズにある五つ星ホテル「ドゥワリカ・ホテル」このホテルは失われていくネワール建築の古民家の建材を活用した美しいホテルです。

 このホテルのブログでは、震災後の復興活動を活き活きと報告しています。少しずつ、現地の人々は生活を取り戻しているようです。
http://www.dwarikas.com/more/blog?clicked_landing_page=1
子どもを勇気づけるワークショップや、仮設住宅の建築のワークショップを開催。自分たちの生活は自分たちで建てる…そんな姿に感動しました。

どんな災難があろうとも、子どもたちの笑顔はキラキラです☆
しばらくテント生活が続くと思いますが、皆さんがんばって下さい! 写真は上記ブログより

 
「ドゥワリカ・ホテル」コラム私ブログ(2007年) http://aki.doorblog.jp/archives/50668601.html

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ネパールは70年代〜90年代にかけて先進他国からの支援を多く受けてきました。今回の地震で、知人のNPO団体はネパールの自立を感じているということでした。今まで貧しい国とい言われてきたネパールには、ここ十数年で教育が浸透し、大きな道路や橋ができて、少しずつ豊かな国となってきました。しかしながら、これは先進国の基準で、彼らの基準にあわせれば、先進国が必ずしも幸福だとは言えないと日々感じています。

私自身ネパールと関係を持って15年ほどになりますが、当初の方が素朴であたたかい国だったように思います。若者達はサリーなどの民族服を脱ぎ捨てジーンズをはいています。水力発電が主なエネルギーとなるネパール、乾期には電力が極端に少なくなる国にもかかわらず、冷蔵庫やテレビなどの家電製品が多く売られるようになりました。狭い道は多くの車でいつも渋滞。先進国が幸せと定義する生活を押しつけられ、人々の本当の豊かさとはどこへ…と考えさせられることもしばしば。しかし、レーサムピリリーの曲が流れれば、若者も年寄りも民族のきづなを呼び起こし、歌い踊る陽気な民族性です。

格差と貧困は紛争のもとです。山の民族であるネパール人の格差は、インドやその他大国にくらべればささやかなものだと感じています。言い換えれば、格差があまり無い国だということです。今回の地震を受けて、貧しい人も、裕福な人も協力しあい自国での復興を試みています。ネパール本来の国民性が戻ってくる大きな転機かもしれません。

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スパイシー好きの家族のためにカレーを作ることがよくあります。
マトン肉をたくさん買ってきてくれたので、今日もカレーを作りました。スパイスには、ネパールから持ち帰るガラム・マサラを使います。現地でも人気のスパイスショップ、ここのマサラで作るカレーは絶品です。紙の輸入元の社長婦人に教えてもらったレシピをアドリブでアレンジ。

現地に行くたびにレシピを伝授していただいているのですが、ネパール人はお料理にほとんど「刃物」を使わないのが印象的です。宗教的な観点から、大地の恵みを神に見立てているそうで「切る」ことは御法度。トマトは手でつぶし、野菜のへたをちぎり、スパイスを摺り…快活な手さばきで異国情緒あふれるメニューがつくり出されます。

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連日暑くて仕方がないので、今日のカレーは夏野菜をたっぷり、辛味も塩気も強めにしました。
自家製マトンカレー、お味はいかに…
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ネパール地震の発生からもうすぐ3週間になります。
ヒマラヤの麓では多くの方々が命を落とされました。慎んでご冥福をお祈りいたします。


現在、現地では住まいを失った人々が野宿を強いられている状況です。インフラの整わない生活に慣れているネパール人でも、標高1,200mに位置するのカトマンズ盆地は、日照時間をすぎると冷え込みが強くなり厳しい状況が続いていることと思います。もともと停電が多いので、発電(高低差を利用した水力発電)には限度があり、また、きれいな水の補給にも困難を強いられていることと察します。現地の様子は報道メディアでは伝わりきれていないように感じています。


地震発生直後、ロクタ紙の輸入元の会社とはすぐに連絡がとれ、ファミリー、スタッフはみな無事だということでした。しかし、ネパールのことはずっと気がかりで、何か出来ないか…、なかなか行動に出られずにいました。
昨日、会社から、家を失った人々に家を作るための基金(ファンド)を設立すると連絡が入りました。ぜひ協力してほしいと。

山々に囲まれ、小さなコミュニティーで暮らすネパールの人々。
素朴で連帯意識の強い民族性は、今回の災害には大きな強みとなっていると思います。
また、ヒンズー教の教え「輪廻転生」を信じる彼らは、信心深く現世での行いに最善を尽くそうとします。

ネパールにはさまざまに民族が混在しています。
輸入元の会社ファミリーはネワリー族です。
ネワリー族はカトマンズに高等文化を開いた古い民族で、カースト制では最上層に値します。
カースト制度は差別というとらえ方ではなく、民族固有の仕組みだと考えています。
上層の人々は経済を動かし、下層の人々に仕事を与えることが出来ます。
また、それで得たお金で人々は暮らしを立てることが出来ます。
今回のファミリーからのヘルプは、まさにこの仕組みが役に立つのではないかと信じています。


カトマンズの中心部は都市そのものが世界遺産に登録されています。
そのため、改修をすることが困難で、人々は何ともノスタルジックな素焼きのレンガの家で暮らしていました。中世のヨーロッパを彷彿させるのような町の風景は、お話の中のようです。しかし小さなレンガを泥で積んだ家の壁は、今回のような大きな揺れに耐える造りではありませんでした。


ネパールと関わりを持って14年、はじめは場所さえピンと来なかったヒマラヤの小国。
ロクタ紙を通じて、ネパールの人々、文化、風土に触れてきました。
私にとって、ロクタ紙との出会いがあったからこそ、今日があったと言っても過言ではありません。
ネパールへは過去、5回訪れました。
先進国の日本に住みながら、途上国のネパールと関わることは、私の視野の平均値を養うことにも通じました。
3年前、我が国は東北の大部分に大きな地震災害を浴びました。
復興活動は今も続いています。
自然災害が起こる場所は選べません。
しょうがないと言いつつ、でも人間には助け合うことが出来ると思っています。


私の所属するSimoon(シムーン)でも、取引会社を通じてネパールに援助をする心づもりでおります。可能な限り、寄金活動もしたいと思っています。詳細はもう少し後からのお知らせになると思います。


時間はかかると思います。平常な生活が人々に戻りますよう。


                      すずきあき (丸山亜紀)



過去記事 「ネパールという国」(2001編)
ネパール(2001〜2015編)

パシュマティナート
まるで中世の絵のようなネパールの日常風景

パシュパティナート/Kathmandu 2013

ここは火葬場、ガンジス川の上流にある死者をとむらう聖地です。ネパールの人々は輪廻転生の思想を基に日常を過ごしています。死は終わりでもあり、始まりでもあります。ここでは、太古の昔から生と死の交換が行われているのです。人々の表情は悲しさというより、むしろ神秘さがただよいます。送り人がいない人々も、自己と対話するかのように自然に集まってきます。僧の歌と舞の儀式とともに、聖なるとばりが厳かに落ちてゆきます。たいまつの火がますます大きく燃え、繰り返されるお経が闇の空に響きます。

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寒くなってきました。もう12月です。

今年も心あたたまるカレンダーが届きました。

素敵な友人のプロディースするネパール製のカレンダーです。
彼女のやさしい絵が大好きなので、毎年の年初めに親戚にプレゼントしています。
http://www.yuigaia.com/cgi/2015/

ネパール人のご主人と共作で絵本も出版されています。
素朴でかわいらしいお話です。
「とらとねこ」 出版社: 福音館書店







七夕が過ぎ、暑い日が続くようになってきました。夏は夜が涼しげで好きです。朝は生命が早起きしているような気がして、子供の頃の夏休みを思い出します。

カトマンズスクエアの夕暮れの写真です。外灯の少ないカトマンズでは日が暮れると市場の灯が際立ちます。人々が集まり、食べ物のにおいが立ち、町はますます活気づきます。

今夜はスーパームーンがみられる晩、空が近いヒマラヤではどんな月が見えるのでしょう?
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大学の恩師の主催する上映会に行って来ました。

実在するチベットの難民の孤児が主人公の記録映画です。

ネパールやインドと関わる中、チベット人の存在はそんなに遠いものではありませんでしたが、難民のことはあまり知りませんでした。あのそびえ立つヒマラヤを越えてネパールを横切りインドに入国するなんて、それだけでも気の遠くなる話しです。それも子どもの足で、です。現在ネパールの国民の1割が仏教徒と言われますが、インドは仏教を生みつつも時代の変遷でその宗教から離れた国民性・・・。

子どもがのびのび育つ世の中は、大人がつくってあげなければならないのに、世界中で不十分なような気がします。

岩佐寿弥監督は今は亡き方なので、この上映会を定期的に開催していくと恩師は言っていました。
http://www.olo-tibet.com/

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14th Mar.2013 / Kathmandu Nepal
ネパールは、神秘の国、神々の住む国、祈りの国といわれます。

彼らの生活には祈りがなくてはなりません。
何に祈るのか、

今日が良い日でありますように…
良い縁がありますように…
家族が代々健康でありますように…

ささやかな日常の幸を祈ります。

毎日欠かさず神の前に火を灯します。

街にある神像の前では、自分自身と会話をするかのように「個」の時間にこもる姿、つまり祈りの姿をよく見かけます。
若い子も老人も同じ行動をとります、今も昔も変わりなく。

祈りとは
「個」の時間を大切にする一時なのかもしれません。


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